東京株式(大引け)=480円高、リスクオフ巻き戻しで全面高商状に

2021年08月23日 15時46分

 週明け23日の東京株式市場はリスクオフの巻き戻しで日経平均株価が急反騰、一時500円超の上昇をみせる場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比480円99銭高の2万7494円24銭と3日ぶり急反発。東証1部の売買高概算は9億4416万株、売買代金概算は2兆3103億円。値上がり銘柄数は1939、対して値下がり銘柄数は201、変わらずは50銘柄だった。

 きょうの東京市場は前週末の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って上昇したことから主力株中心に広範囲に買い戻される展開に。寄り後一瞬伸び悩む場面もあったが、その後は先物主導で次第高、後場も高値圏で売り物をこなし、日経平均は2万7000円台半ばまで上値を伸ばした。新型コロナへの警戒感や政局不安も棚上げ状態となり、空売り筋のショートカバーが指数を押し上げる格好となった。取引時間中は中国・上海総合指数や香港ハンセン指数、台湾加権指数などが上昇し、市場のセンチメントを強気に傾けた。前週末売り込まれたトヨタが大きく切り返したことも自動車株中心に全体のムードを盛り上げた。業種別では33業種全面高で特に海運株の上げ足が目立つ。個別銘柄は全体の88%の銘柄が上昇した。ただ、売買代金は2兆3000億円強にとどまり、市場参加者が限定的であったことを物語る。

 個別では、売買代金で断トツとなった日本郵船<9101.T>が大幅高となったほか、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など海運大手が揃って人気化した。トヨタ自動車<7203.T>も大きく切り返し、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体製造装置株も高い。キーエンス<6861.T>が3000円近い上昇を示し、デンソー<6902.T>も買いを集めた。東邦アセチレン<4093.T>、ダブルスタンダード<3925.T>がストップ高、古河電池<6937.T>も値を飛ばした。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>は売り買い交錯もマイナス圏で引けた。東洋エンジニアリング<6330.T>が下落したほか、富士急行<9010.T>も売りに押された。神戸製鋼所<5406.T>も安い。大成建設<1801.T>も軟調だった。このほか、グレイステクノロジー<6541.T>、エフオン<9514.T>なども値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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