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出来高とは?株価チャートから相関関係を読み解き予想しよう

出来高とは、売買が成立した株数です(※先物の場合は枚数)。このページでは、出来高が株価に先行する場合や、株価が上がるのに必要な出来高の目安などを紹介します。出来高(売買高)と株価の関係を知り、株価予測に役立てましょう。

出来高とは

株式投資では、「出来高」という言葉をよく耳にします。出来高とは「売買が成立した株数」のことで、「売買高」とよばれることもあります。「株数で表す取引量」ともいえます。

例えば、ある銘柄を買うために10,000株の買い注文を出し、約定できたとします。この場合、10,000株の買い注文に対し、10,000株の売り注文が出たために取引が成立したので、出来高は10,000株となります。買い10,000株+売り10,000株=出来高20,000株とはならないことに注意しましょう。この場合の20,000株は「取引高」とよばれます。なお、出来高に対し、「金額で表す取引量」のことを「売買代金」といい、これも、出来高と並ぶ重要な指標です。

出来高はその銘柄の人気度や勢いを表しているといえ、その増減をチェックすることは株価の予測に役立ちます。詳しく見てみましょう。

出来高と株価の相関関係

投資家の動きはすべて出来高に反映されます。ですので、出来高を分析することは、株価予測にとってはとても重要です。また一般的に、出来高と株価の動きは連動しやすく、相関関係が見られることが多いです。

「ポケモンGO」で話題になった任天堂の、2016年7月の株価を見てみましょう。ポケモンGOが注目されて株価が上昇するにつれ、出来高も急激に増加していることがよくわかります。また、株価が31,770円の高値をつけたあとは、出来高も減少傾向に転じていることも確認できます。

上げ相場での出来高

上げ相場では、その銘柄の注目度が増し、投資家の買い需要が増えていきます。買いたい人が多くなるので、上げ相場では一般的に出来高が増加します。

下げ相場での出来高

逆に下げ相場では、その銘柄の注目度が減り人気が離散します。投資家の買い需要が衰え、買いたい人が減るので、下げ相場では一般的に出来高が減少します。

出来高が株価に先行する場合

大きな好材料、例えばサプライズの決算発表(好業績)、大型の企業買収や業務提携の発表、増配・自社株買い発表などで出来高が急増して、株価が急騰するケースはよく見られます。しかしそれ以外に、株価が上がる前から出来高が先行して増えるケースも多いといえます。例えば、

  1. 株価が長期間横ばいになっているが、「そろそろ反転するのでは?」と考える人が増え始め、出来高が少しずつ増加。その後、株価が上昇。
  2. 株価がじりじり下がっているなか、出来高増加を伴い急落。その後、株価が上昇。

などです。特に後者の場合は「セリングクライマックス」とよばれ、弱気派の最後の投げ売りが集中して、一時的に出来高が急増しますが、そこが大底で、そこから株価が急反発します。最後の下げは大陰線をつけることが多いのも特徴です。セリングクライマックスは、短期間で大きな利益が狙える絶好のチャンスで、2016年2月12日の日経平均株価は、まさにこのセリングクライマックスの典型といえます。この日の東証1部の出来高は約47億株と、2016年で最高(11月18日まで)でした。前年12月の月初から続く下落トレンドの最後の日に、投げ売りが集中し悪材料が出尽くしたため、翌日から日経平均株価は上昇に転じています。

ただし、出来高が少なくても株価が上昇することもあります。特に、1日の平均出来高がもともと少ない株においては、少しの買いでもストップ高(S高)になってしまうことがあります。このように出来高が少ない株を成行注文で買う場合は、想定外の高値での買い、いわゆる高値掴みをしてしまうこともあるので注意しましょう。

株価予想のポイント

では、出来高の分析を株価予想にどのようにいかせばよいのでしょうか?株価と出来高の関係を見てみましょう。

株価と出来高のパターン

株価と出来高の関係は、一般的に次のようなパターンに分けられます。

  1. 出来高がピークを迎えてから、1週間程度で株価が高値(安値)をつける
  2. 出来高がピークを迎えてからも、さらに株価が上昇(下落)を続ける
  3. 出来高のピークと株価の高値(安値)がほぼ同じ

過去の値動きをチャート(株価と出来高を両方いっぺんに見ることのできる出来高対応チャートが望ましい)で見て、その銘柄が以前どのような値動きをしていたか確認しておきましょう。例えば、「出来高を伴いながら、過去の上値抵抗線を超えてきた」という場合は買いサインといえるでしょう。逆に、「出来高を伴いながら、過去の下値支持線を割り込んだ」という場合は売りサインといえるかもしれません。

株価が上がるのに必要な出来高の目安

では、出来高がどれくらい増えたら株価上昇のサインといえるのでしょうか?もちろん、出来高は日々の増減も大きく、また銘柄によっても異なりますが、「出来高が前日比50%以上増え、かつその水準が3日(以上)続く」場合は一つのサインといえるでしょう。出来高が増え始め、かつ株価が上がり出した場面は買いの絶好のチャンスなのです。

一般的に、株価が大きく上昇するときは、次の①~⑤の流れで投資家に買いが広がっていきます。

①最初に動き出す投資家群(5%未満)

②初期追随者(約5~15%)

③前期追随者(約20~30%)

④後期追随者(約30~40%)

⑤遅延追随者(約10~30%)

「出来高が前日比50%以上増え、かつその水準が3日(以上)続く」段階で、株価上昇を予想し買いを入れれば、この①や②の投資家群に入ることができる可能性が高まります。逆に、株価上昇への追随が遅れ、④や⑤の投資家群に入ってしまうと「高値掴み」になってしまう可能性が高くなります。初期の株価上昇に気づき大きな利益をあげるためには、出来高の活用はとても重要なのです。

出来高系のテクニカル指標を活用する

出来高を分析するテクニカル指標も多くあります。いくつかご紹介します。

  1. 移動平均線 → 出来高を5日、13日あるいは13週、26週など移動平均線にして確認します。出来高は日々の増減が激しいので、移動平均線でトレンドを確認することが重要です。
  2. 価格帯別出来高 → どの価格帯での出来高が多いかを集計してグラフ化したものです。投資家の買いコストが推計できます。株価チャートと合わせて表示させると有効です。
  3. ボリュームレシオ → 一定の期間内での、株価上昇時の出来高合計と株価下落時の出来高合計を比率にしたものです。出来高系の指標では使われることの多い指標です。
  4. OBV(オン・バランス・ボリューム) → 株価が上昇した日は出来高をプラス、下落した日はマイナスし一定期間内ずっと累計していきます。累計出来高により株価のトレンドを分析するのに使われます。

しかし、出来高系テクニカル指標だけに頼って株価を判断することは危険です。株価を対象としたテクニカル指標と組み合わせて使うのがよいでしょう。

出来高に敏感になろう

以上見てきたように、一般的に出来高は株価に対して先行性があります。出来高をチェックすることによって、上昇トレンドの初期から買いを入れ、大きな利益をあげることも可能です。出来高に敏感になって、出来高と株価の関係やパターンを覚え、株価チャート、または出来高系のテクニカル指標を活用し、かしこく利益をあげましょう。